減塩モニタの測定値と実際の塩分摂取量が合わない場合

減塩モニタの測定値と尿の摂取量が合わない場合の説明をしています。

減塩モニタの測定値と実際の塩分摂取量が合わない場合

もくじ

測定値が高く出やすい時
測定値が低く出やすい時
その他測定誤差が出やすい時


測定値が高く出やすい時

カリウムを通常より多く摂取している

詳細はこちらを押してください。 ナトリウムイオンだけでなく、カリウムイオンも計算に使用されるため、尿に多く含まれる場合には数値が高く出ます。バナナ・カボチャ・アボカドなど、カリウム含有量の多いものをよく食べた場合には、結果として測定値が多く出ます。 数値に関しては個人差も多く測定誤差が出る場合があります。

測定値が低く出やすい時

利尿薬を日中に内服している

詳細はこちらを押してください。 利尿薬を朝内服すると、日中の尿量が多くなり、相対的に夜間の尿量が減少するため、結果として測定値が少なく出ます。

その他測定誤差が出やすい時

①減塩モニタのセンサー部分が汚れている

詳細はこちらを押してください。 センサーが汚れている場合には正しく数値を表示できない可能性があります。

清掃方法は以下をご確認ください。
>減塩モニタの清掃方法


②減塩モニタが冷えている

詳細はこちらを押してください。 減塩モニタには温度センサーが内蔵されています。冬場にトイレや窓際などの気温の低い場所で保管をしている場合、減塩モニタが冷えていることがあります。センサーを尿に浸し、1分程度置いてから測定をすると、安定した数値の測定ができます。

③測定中に減塩モニタを動かしている

詳細はこちらを押してください。 測定中に測定器が動くと液はねがおき、尿量が変化し、数値に影響する可能性があります。測定は安定した場所で行ってください。

④飲酒をしている

詳細はこちらを押してください。 アルコールには利尿作用があり、尿量が増加します。飲酒後すぐに蓄尿を開始した場合、畜尿される尿量が増加し、結果として測定値が多く出ることがあります。畜尿開始時間までの尿量が増加した場合、畜尿される尿が少なくなり、結果として測定値が少なく出ます。

⑤腎機能が低下している

詳細はこちらを押してください。 腎臓は、過剰に摂取した塩分を排出する役割を持っています。腎機能が落ちてくると塩分排泄が偏ることも多く、夜間寝ている間の排泄が多くなることもあります。 また薬の影響で昼間の排泄が多くなることもあります。 これらに関しては個人差も多く測定誤差が出る場合があります。